ニセコ 3座踏破の旅



―ニセコ3座踏破の旅-
(イワオヌプリ、アンヌプリ、チセヌプリ)

5月の山選びって難しくないですか?自分はいつも悩みます…。
IMGP0038_R 雪が残る山で寒さと戦うべきか、
 暖かい低山でドロドロになりながら登るかみたいな…。
最近はたいして実力もないのに大雪、
十勝連峰ばかりに目がいっていたので
気分を変えてニセコ連峰へ足を運ぶことに
難易度もさほど高くないため、せっかくなら存分に楽しもうと思い、

 イワオ、アンヌ、チセの3ヌプリを踏破し、
北海道百名山のニセコエリアを終わらせようと決意。 朝4時に札幌近郊を出発し、一路ニセコへ!
イワオ、アンヌ両山を踏破するために五色温泉インフォメーションセンターに車を停車させ、
いざ出発!

IMGP0042_R

まずはイワオを攻めます。
時刻は丁度7時を過ぎたところでした。
ニセコ
神社を超え若干登ったところに登山届ポストがあります。
しっかり名前を書きましょう。
先行者なし。
不安な気持ち半分…。
ポストから階段を上がると早くも残雪の洗礼が待っていました。
埋まりはしない状態だったので、ツボ足で進むことに

それにしても結構雪が残っていました。
IMGP0046_R ピンクテープを頼りに緩やかに高度を上げていきます。
 やがて尾根取り付き位置に到達しましたが、ここで問題が…。
登山道がない…。
トレースを頼りに登ることにしましたが、
これがなかなかのルート取り
傾斜が徐々にきつくなり
さすがに限界…。
アイゼンを装着します。

IMGP0050_R

帰りに気づきましたが、
もっと楽なルートがありました。
滑落しないよう…。
慎重にアイゼンの噛み具合を確かめながら
一歩一歩慎重に標高を上げていきます。
(赤ラインが登ったルート取り)

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なんとか核心部を超えると景色が一気にひらけ
頂上付近の火口回路へ到着

 ここからの一気に景色が変わります。
ガレ場へ姿を変えた山用は迫力十分!
気分が高まりますが、
いい具合にガスってシャッターチャンスが掴めません、
となりに鎮座するアンヌも
ガスと逆光のせいで綺麗に撮れずイライラ…。
こんなことなら先にアンヌ登れば良かった。
ガスの合間を縫いながらパシャパシャ撮り、
そそくさと撤退。

 

予想以上に時間を取られ、下山時刻9時半。IMGP0148-2_R
急いで朝食を小休止を行い、10時より二座目のアンヌプリを目指す。

  予想以上にイワオで時間を要したため、二座以降はかなり急ぎ足となります。
 撮影もさしてできませんでした。
 野営場を横切りタケカンバ林の中を進みます。
 ここは雪がしっかり残っていて足をとられながらの山行でした。
モイワ山との合流点付近以降はすっかり雪もなくなり、
夏道となっていてとても登りやすかったです。
このコースは尾根路をひたすら登っていく行程となっており、
尾根からはニセコ連山を見渡しながら気持ちよく高度を上げることが出来ます。
また、500m刻みで山頂までの距離を明示しているので、行程管理がしやすいです。
山頂へついたのは11時半頃
コースタイム通りでした。

IMGP0164-2_R 山頂は風も穏やかで羊蹄山が綺麗に見渡すこともでき、気持ちが良かったです。
ほぼ同時刻に山頂へ到達した年配の女性からトマトのおすそ分けをもらい、栄養補給を図り、
帰ろうかと思っていたら
「羊蹄バックに一枚撮りましょうか?」
と気を使って声をかけてくれた。年配の夫婦が…。
皆さんのやさしさに癒されますねぇ…。
撮ってくれた方としばし山談話を楽しみました。
それにしてもビックリしたのなんのって
夫の方
なんと80歳オーバー!
マジっすか⁉
羊蹄も300回以上登っている有名な方だとか。
自分もこんな逞しく、素敵な大人になりたいと思う次第です。
「また、どこかの山で会おうね~!」
と約束を交わし、帰路を急ぎます。
会話を楽しみ過ぎ、またしても時間が押している。
マズイ…。
しかし焦りは禁物です。
だいたいこういう時に怪我をしやすいものです。
いつも以上に慎重に降りることに…。
インフォメーションセンターへ着いた時に暑さも相まってヘロヘロ…。

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このままチセいけるのだろうか…。
再度の小休止を挟み、チセ登山口を目指し車を移動させます。
チセは北口から一気に頂上を目指します。
駐車スペースには車が数台。
残り少ないBCを楽しんでいる方々が数名いました。
チセは上記2座に比べ雪が多く残っており、
BCするには十分な雪が残っていました。
こんなことならスキーも持ってくればよかった。
後悔しつつ、雪の中、山頂を目指します。
雪が多く、ルートが良く分からなかったので、
事前にGPSを確認するが、いまいちよくわからん…。
疲労感で思考力が低下していた私が選んだのは
またしても「トレースを辿る」という浅はかな行為IMGP0186_R
雪のため早々にアイゼンを装着し、
高度を上げていきます。
雪の中ひたすらトレースを辿り、山頂が近づいてきました。
しかし、ここで最悪なことが…。
トレースが終わってるではありませんか。
ムム…。
これはBC用…。
だよね…。
やっちまった…。
登山道から200近く離れてしまい、
足元悪い中さらに笹薮や樹木をかき分けて
進もうとするも、予想以上の道の悪さに
夏道に戻ることは不可能と判断。
これはもう諦めなさいと言われてる気がしたので
帰路を目指すことに、
結果山頂まで直線距離で300m足りませんでした…。
もう少しだったのに…。
ということで3座踏破の目的は達成できませんでした。
残念…。
しかし、春山ならではの雪と新緑の織りなす、きれいな景色と
一期一会の岳人との出会い。
悔しくも達成感のある山行となりました。

写真素材のピクスタ

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