紅葉と星と大雪山テント泊の旅


―表大雪縦走2014.9-

毎年、大雪の紅葉を楽しみにしている方は多いはず。

私もそのうちの一人である。今年は紅葉が早いということで居ても立っても居られず、大雪への山行を決意 

今年は

①昨年の表大雪お鉢周り縦走で到達できなかった「白雲岳」への未踏路をつなげること

②白雲キャンプ場での星空撮影をすること 

③さらに、白雲岳狙いで行くなら通常「銀泉台」からの登山が多いですが、どうせ行くなら表大雪を十分満喫できるルートで行きたい!

ということで旭岳ロープウェイから白雲を目指し、裾合平を経て旭岳ロープウェイまで戻るコースでのルートを決意 

2日間で延べ30㎞近くのロングトレイル&テント泊用の重装備は初の試みであり、不安ではあったが、白雲を除けば慣れているルートなので

「なんとかなるっしょ!」という軽い意気込みで行くことに… 夜11時より札幌市近郊を出発し、桂沢湖を経由して富良野から旭岳を目指しました。

ロープウェイ駐車場へは2時過ぎに到着しましが、週末ということもあり、無料駐車場は大変多くの車両が駐車していました。 早々に仮眠を取り、

始発6時のロープウェイに乗ろうとしましたが、夜間は相当冷え込みが激しく車内泊でも寒くて対して寝ることが出来ませんでした。

おまけに週末のロープウェイに長蛇の列

第二便で姿見駅に到着 姿見から見える景色もすっかり紅葉が進んでおり、秋の装いとなっていました。

姿見駅周辺の紅葉

姿見の池で旭岳を撮影し、さっそく旭岳山頂を目指します。早朝の旭岳は撮影しにくいですね…

ほぼ必ず逆光となります。旭岳を撮るなら昼過ぎがいいですね。

寝不足と重装備の疲労で足がが進まず、コースタイムよりだいぶ遅れて旭岳山頂へ到着

旭岳山頂から比布岳方面

山頂は多くの人で賑わっていました。 人混みを避けて撮影するのが大変でしたねぇ

人混みが嫌いな性格なので、ササッと撮影をすまし、裏旭キャンプ場まで粘ってしっかりと体を一度休めることに 入念なストレッチを行い、行動を再開 

徐々にペースは上がり体もエンジンが掛かってきました。間宮岳分岐に着くといよいよ表大雪の一番の醍醐味である「御鉢」が姿を現します。

この日はとても雲が低く、常に雲海の上を歩いているような雰囲気の中、山行を楽しむことが出来ました。

まさに「カムイミンタラ」(神々の遊ぶ庭)と言われるだけありますね。

北海岳頂上へは昼頃到着したものの、景色の綺麗さにお腹が一杯で全く減っていなかったので、白雲岳キャンプ場まで耐えることに…。

いよいよ未踏路へ 白雲の稜線が見えるのでそこを登り切り反対側へちょっと下りればキャンプ場ということは下調べで理解していましたが、意外と距離があったなぁ…。

白雲キャンプ場へは14時ごろ到着 

休日で混雑を予想していましたが、テン場は余裕があり、早々に受付を済まし設営。風も少なく、楽に設営することが出来ました。

しかし、テン場はガスっており、好天を期待して昼食と仮眠をとることに。

日の入りを見に行きたいと思っていましたがガスったり晴れたりと安定しない天気に悩んでいましたが

隣にテントを設営して早々に白雲岳までピストンしていた方からの情報で

白雲頂上付近は好天とのこと。「これは行かねば!」とアタックザックに装備を詰め、16時半から白雲岳までのピストンを決行。

夕暮れ間近のため山頂はカメラマン風の方が一人のみ 

壮大な景色を堪能し、ヘッドライトを点灯し、テン場まで戻ることに

IMGP7088

テン場に戻るとすっかり夜の景色 見上げると満点の星空が広がっており、天の川も肉眼で見えるほどの綺麗さにうっとり…。

寒さに耐えつつ、星空撮影を堪能し、翌朝晴天での御来光を期待し就寝につくことに

白雲の夜 

9月の大雪は相当の冷え込みで防寒対策をしていったつもりでしたが、足先の冷たさに充分な睡眠は得られませんでした。

3時に起床し、暖を取りつつ、撤収作業を行い、4時半にテン場を出発。御来光の瞬間は間に合わない時間…。

自分の寝起きの悪さにつくづく反省…太陽の方向を考慮し、白雲分岐から小泉岳頂上を目指します。

IMGP7191

小泉岳頂上に着くとオレンジ色に輝く太陽とその光芒に照らされる山々が目の前に広がっていました。

日の出のステキな光景をおかずに朝食を済ませ、北海岳まで戻ります。

北海岳と白雲岳の間の登山道にも素敵な光景が広がっています。

IMGP7240のコピー

残雪期にはゼブラ雪渓が残っていますが、この時期は「ゼブラ紅葉」となっていました。

こういった素敵な景色の中を歩くと不思議と疲れも忘れられるものです。

疲労によるペースダウンを考慮していましたがあっという間に間宮岳分岐まで戻り、

中岳分岐まで御鉢を眺めながら歩きます。

中岳分岐到着で午前8時…。まだ行ける!ということでせっかくなので中岳頂上まで踏むことに。

私個人的には御鉢の眺めは中岳頂上付近からが一番好きです。

しかし、朝早すぎて目の前に太陽が…。いつもは日帰り縦走なので太陽がもっと高い位置にあるのですが、今日はいい写真が撮れませんでした…。

じゃあ、いっそ北鎮まで行くか…。悩みはしましたが慣れないテン泊後の縦走…。無理は禁物です。 

中岳分岐にデポしていたバックパックを回収し裾合平を経由して戻ることに…。

数年前は素っ裸で入ってたことのある中岳温泉も、あいにくちらほらと登山者が足湯休憩していたので、今回はスルー

次の目的は木道に綺麗に見える紅葉の風景です。

IMGP7351

木道に差し掛かり振り返ると登頂を果たせなかった北鎮岳と紅葉の美しい景色が広がっていました。

また次回に登頂約束しつつ、気持ちのいい青空の中

最終地点である姿見駅を目指します。

ここまで来ると達成感で満たされてしまうので途端に撮影する気力が失せてしまいます。

この先はほとんどいい写真が残っていませんでした…。

まっ、何にせよ当初の予定であった目標はある程度達成できた山行となったことには間違いありません。

写真素材のピクスタ

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